現在、本番口座で運用中のEA【スカラベ】について、特徴を紹介します。
今までの運用成績やMT4運用環境、EAパラメーター設定も合わせて公開します。
EA名称 | スカラベ |
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通貨ペア | 全通貨使用可能/AUDNZD推奨 |
時間足 | 5分足推奨/縛りなし |
取引スタイル | 方向自動選択、条件付ナンピン、両建、セフティーモード |
週末持ち越し | あり |
両建て | あり |
最大ポジション | 複数タイプ、最大数内部ロジックによる制限あり |
決済タイプ | 指値決済、ロジック決済 |
対応システム | MetaTrader 4 |
特記事項 | 注意点参照 |
通貨:全通貨使用可能
取引回数:
勝率:約97.89%(AUDNZD)
リスク:大
PF:3.50(AUDNZD)
期待:$2.65/0.1Lot
頻度:平均1日22回程本番口座での運用成績
2020年 | 取引回数 | 勝ち数(勝率) | 負け数(敗率) | 総獲得Pips | 平均獲得Pips | 平均損失Pips | 累計損益 |
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1月 | – | – | – | – | – | – | – |
2月 | – | – | – | – | – | – | – |
3月13日~ | 643回 | 493 (76.67%) | 150 (23.33%) | +1,754.4 Pips | +9.4 Pips | -19.4 Pips | +11,045円 |
4月 | 162回 | 143 | 19 | +997.1 Pips | +8.2 Pips | -8.9 Pips | +6,469円 |
停止中 | |||||||
合計 | 805回 | 636 | 169 | +2,751.5 Pips | +8.8 Pips | -14.15 Pips | +17,514円 |
※運用停止
スカラベの特徴
スカラベはポジショントレード系のEAですが、方向自動選択+両方向売買+セーフモード+条件付ナンピンのような集合体です。
単なる両建てとナンピンだけではなく、トレンド相場によって売買方向は自動選択します。そして、内部撤退ロジックにもついていて、欲張りせずにコツコツ貯めていくEAです。
EA起動時に、内部ロジックで一瞬現在のトレンドを判別し、順張り方向からファストエントリーします。そこから、リミットにタッチしたら利食いします。
その後、再度トレンドを判別し、方向選択してエントリーします。利食いポイントタッチできず、追加エントリーの条件(Spaceパラメーター)になったら追加ポジションエントリーし、平均簿価が利食いポイントになったら全ポジションクローズされます。
ナンピンしていく中に、ロジックによるトレンド判別が当初と反対の場合は、ポジションを保有するままに、新トレンドにエントリー入ります(両建開始)。
この場合、ナンピンによる含み損の加速を抑制しながら、新方向で利食いしていきます。ボラティリティがあるレンジ相場だったら、原資の増加も加速的に積み上げます。長ければ長いほどであれば、ドローダウンの効果は少なくなります。
スカラベは通貨ペア、時間足の制限はありませんので、どの通貨でもご利用いただけますが、ボラティリティ低い商品でのご利用をおすすめしております。また、複数ポジションを持つため、Lotの設定は0.01からのほうが安全です。
初心者の方はおすすめしません。取引回数も多くて、AUDNZDの場合、14年間で約80,000回以上の取引数に登ります。
スカラベはレンジ相場の環境では、稼ぐ力の発揮がとても抜群ですが、トレンド相場には弱いです。
長時間の含み損やポジションが膨らむ可能性があるため、為替市場の動きに対して馴染み深い投資家、中級者、上級者が利用対象者となります。
そして、通貨縛りしていないため、どの通貨でもご自由に使えますが、パラメーターはあくまでデフォルト設定となっているため、くれぐれもリスクコントロールした上で、ご自身のリスク許容度で利食いポイントと間隔を調整した上でご利用頂ければと思います。
また、リーマンショックや大きな政治出来事や金融緩和のような一方的なトレンド相場が来た時に、直ちに使用中止してください
バックテストによる取引成績

エントリー・クローズの様子

常に含み損を抱えるため、高ロットで運用すると精神的にきつくなります。
おすすめは最小ロットでの運用です。もちろんEA上級者向けで初心者の方はおすすめしません。